WordPressサイトはセキュリティ対策として、定期的な更新作業をお勧めいたします。
今回は「テーマ」と「プラグイン」の更新手順をご紹介いたします。

最初は難しく感じられるかもしれませんが、慣れてくると簡単な作業ですのでご安心ください。
どちらも管理画面から更新することができます。

テーマやプラグインは最新バージョンを保つことで、サイトの不具合や脆弱性によるウィルス感染・ハッキングなどのリスクを下げることができます。

セキュリティ対策についてはこちらの記事もお勧めです
WordPressのセキュリティを強化する方法 | 大分の小さなお店専門ホームページ制作 ～ yu.Design (yu-design.jp)

今回ご紹介する更新手順は以下の通りです。

テーマもプラグインもバージョンアップのタイミングはバラバラです。なので、常に①→②→③の順ではなく、①→②だけの場合や①→③だけの場合もあります。

また、テーマとプラグイン両方更新する際は、基本的にはどちらが先でも問題ないです。①→③→②でも大丈夫です。

では、順を追ってご説明いたします。

①更新作業の前にバックアップを取ります

更新作業の前には必ずバックアップを取っておきましょう。
テーマやプラグインを最新バージョンにアップロードした際に、稀にサイトに不具合が生じることがあります。バックアップを取っておくことで、元の状態に戻せるので安心です。

今回はプラグイン「All-in-One WP Migration 」を使ったバックアップの方法をご紹介いたします。

「All-in-One WP Migration 」については下記をご参照ください。
https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-wp-migration/

バックアップは更新時だけでなく、定期的にとることをお勧めいたします。

１．管理画面より「All-in-One WP Migration 」を選択

①管理画面の左端のメニューにある「All-in-One WP Migration」にカーソルを合わせると、右側にサブメニューが表示されます。

②「バックアップ」を選択しクリックしてください。

２．「バックアップを作成」をクリック

「バックアップ」ページが表示されたら、「バックアップを作成」をクリックします。

３．「（サイト名）をダウンロード」というポップアップをクリック

①バックアップが完了すると「（サイトURL）をダウンロード」というポップアップが表示されますのでクリックしてください。

②ダウンロードが終わったら「閉じる」ボタンをクリックして完了です。パソコン内にサイトデータのバックアップが保存されました。

②テーマの更新手順

引き続き、テーマの更新手順をご紹介いたします。
先程の「バックアップページ」から以下の操作で「更新ページ」へ移ります。

１.「更新ページ」に移ります

①左端メニューの一番上にある「ダッシュボード」にカーソルを合わせます。

②表示されたサブメニューから「更新」をクリックすると、更新ページが表示されます。

２．更新ページ下部の「テーマ」から更新

①更新ページの下部にある「テーマ」から、該当のテーマにチェックを入れます。

②「テーマを更新」ボタンをクリックします。（上下どちらのボタンからでもOKです）

３．「テーマを更新ページ」を確認

テーマを更新ページで「すべての更新が完了しました。」のメッセージが表示されたら、テーマの更新が完了です。

プラグインの更新手順

プラグインの更新も、今回はテーマと同様「更新ページ」から行います。

１．更新ページの「プラグイン」から更新

①更新ページの「プラグイン」に表示されている該当のプラグインにチェックを入れます。
（※こちらに表示されたすべてのプラグインを更新したい場合は「すべて選択」にチェックを入れると一度にすべて選択できます）

②「プラグインを更新」ボタンをクリックします。（※こちらも上下どちらからでも更新できます）

２．「プラグインを更新ページ」を確認

プラグインを更新ページで「すべての更新が完了しました。」のメッセージが表示されたら、プラグインの更新が完了です。

まとめ

今回ご紹介した「更新ページ」から更新する方法を簡単にまとめると次の通りです。

※テーマとプラグインはどちらから更新しても大丈夫です。

ホームページは公開後のメンテナンスも大切な作業です。テーマやプラグインのバージョンアップが行われていないか、定期的にチェックしてみてください。

yu.Designでは今回ご紹介したWordPressの更新作業も承っております。お時間がなかなか取れない方や、パソコン操作がご不安な方などお気軽にご相談くださいませ。